16歳の高校生だった頃、地元の広島でスカウトされたのがきっかけです。もちろん最初は、「もしかしてだまされる?怪しすぎる!」と、まったく信じませんでした(笑)。それでも、実家にきちんと挨拶にきてくださって、やっと信用できた時に「挑戦してみよう」と決めました。高校は絶対に卒業したかったので、卒業を待ってから上京。18歳という年齢で家族と離れて生活するのですから、もちろんさびしいという気持ちはありました。「友達できるかな?」とか不安いっぱいで。でもその反面、一人で生活することにちょっぴりワクワクしていましたね。とはいえ、実家に電話かFAX、が毎日の日課でしたけど(笑)。上京1年目は、日々オーディションや顔見せに追われていて、緊張しっぱなしの毎日でした。そんな中、クラリオンガールに受かったんです。緊張して右も左もわからない状態で受けていたオーディションのひとつだったので、どんな面接をしたかなど、今は記憶にありません(笑)。どうして受かったのか、私自身不思議に思いましたが、それが人生の転機となりました。
誌面で“相沢紗世の〜”とか“紗世が着る〜”などのテーマが増えてくると、それまでの「自分を表現することより洋服をキレイに見せることが第一」という考えに、「その時の気持ちも伝えたい」という欲が出てきました。写っている顔の奥にある感情を出したいと思うようになったんです。演技のレッスンや、ドラマやCMのお仕事を始めた時は、動く自分に戸惑いがありましたね。ある時なんてモニターを見てびっくり!「私ってこう動いてるの!?」って。雑誌の世界とは違って、動く自分にはまだまだ納得がいきません。 憧れの女性? 特に誰というのはないんですが、“年をとっても変わらない内面の普遍的な美しさがある女性、自分らしさを持っている女性”に憧れます。「紗世ちゃんみたいになりたい」って、同姓の方から憧れられるような存在になりたいです。
相沢紗世
1978年7月24日生まれ。広島県出身。クラリオンガールとしてデビューした後、雑誌『BOAO』や『Style』をはじめ、数多くの女性誌で活躍中。2004年から映画やドラマに出演、活躍の場を広げた。現在は数々のCFにもひっぱりだこの、最も旬なモデルとして注目度うなぎ登りです!